夏のオープンキャンパス、オンライン参加のメリットと注意点

更新日時: 2025年8月17日 10:09

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大学受験生にとって、夏休みは志望校研究を深める絶好のチャンスです。その中でも「オープンキャンパス」は、大学の雰囲気や授業内容、学生生活を知る貴重な機会です。近年はコロナ禍をきっかけに、オンライン形式でのオープンキャンパスも一般的になりました。ここでは、オンライン参加のメリットと注意点を整理していきます。


オンライン参加のメリット

  1. 時間と距離の制約を受けない
    地方に住んでいる受験生や、複数の大学を比較したい人にとって、移動時間や交通費がかからないのは大きな利点です。1日に複数の大学をオンラインで回ることも可能です。
  2. 気軽に参加できる
    カメラやマイクをオフにして視聴できる場合も多く、服装や持ち物に気を遣わずに参加できます。特にまだ志望校を絞り込んでいない段階の受験生にとって、ハードルが低いのは魅力です。
  3. 情報を記録しやすい
    オンライン配信の場合、大学によってはアーカイブ動画や資料を提供してくれるケースもあります。スクリーンショットやメモを取りながら視聴できるため、後から見直すことが容易です。
  4. 質問のしやすさ
    チャット機能を利用して匿名で質問できる大学もあります。対面だと緊張して聞けないことも、オンラインなら気軽に質問できるのが利点です。

オンライン参加の注意点

  1. 実際のキャンパスの雰囲気は分かりにくい
    動画や写真では伝わらない「空気感」「学生の雰囲気」「立地環境」は、オンラインだけでは把握しにくいのが現実です。可能であれば秋以降の来校型オープンキャンパスや学園祭に足を運ぶのがおすすめです。
  2. 回線トラブルのリスク
    ネット環境が不安定だと映像や音声が途切れてしまい、内容を十分理解できないこともあります。事前にWi-Fi環境を整えておくことが必要です。
  3. 受け身になりやすい
    配信をただ眺めているだけでは、情報が頭に残りにくいものです。質問コーナーに積極的に参加する、配布資料に書き込みをするなど、能動的に取り組む工夫が大切です。
  4. 大学によって内容に差がある
    一部の大学では動画視聴が中心で、インタラクティブ性が乏しい場合もあります。逆に、個別相談や模擬授業まで用意している大学もあるので、事前にプログラムを確認すると良いでしょう。

効果的に参加するための工夫


まとめ

オンラインオープンキャンパスは、移動不要で複数大学を効率的に見られる点が大きな魅力です。しかし、キャンパスの「リアルな雰囲気」を体感することは難しいため、オンラインとオフラインを組み合わせて活用するのが理想的です。夏休みの時間を有効に使い、賢く情報収集することで、志望校選びを一歩前進させましょう。

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